小型吸入器、パナソニックのポケット吸入器
喉(声)のケアや声枯れ対策の吸入器でパナソニックのスチーム式の吸入器をレビューしました。
今回はもっともっと小さくてポケットに入ってしまう小型の吸入器をレビューしてみたいと思います。
本当に小さいです。幅55×奥行34×高さ88mm・・・です。片手で持てますし、ポケットにも入ってしまうような大きさ。
僕は歌を歌うのが趣味で、喉の守るためであったり、声枯れ対策などに吸入器を使っていますが、特に外出先ですと大きな吸入器は持って行けませんし、だけど、外出先は季節によってはすごく乾燥していて、喉には過酷な環境になることもあって・・。
例えば、カラオケなどで歌う時は部屋のエアコンをオフにしても、建物全体に冷房や暖房がかかっていると、どうしても部屋が乾燥してしまうわけで・・。
そんな時に手軽に喉を潤したいと思う時があります。
そんな外出先で喉を守りたい、喉を潤したいと思った時に何か手軽にできるものはないかなと思って見つけたのが今回レビューするパナソニックのポケット吸入器になります。
とにかく、小さくて、使い方が簡単
上のフタをとるとこんな感じになります。
電池で動きます。単4電池2本を下記の赤い丸のフタをとって、入れます。
電池をセットしたら、水を給水タンクに入れるだけ・・・です。
給水タンク↓はこんな感じで下から差し込みます。
もう1枚。こんな感じです。
取り出してみました。本当に小さなタンクです。
この小さな給水タンクに12mlの水(水道水)を入れます。
ちなみに薬などは使えません。ミネラルウォーター(ミネラル分の多い水)などもノズルの穴がつまる原因になるので、そういった水も使えません。
ノズルがつまった場合は、付属の掃除針で掃除します↓
タンクに水をセットしたら、本体横のスイッチをオンにすると、細かい霧状のミストが出てきます。↓写真ではちょっとわかりにくいですね・・。
噴霧量は2.0~6.0ml/分です。これはもっと大きい吸入器と比べても数値的には全く劣っていません。
粒子は約40ミクロンですが、これは大きい吸入器と比べると、喉(声)のケアや声枯れ対策の吸入器でご紹介したものが4~15ミクロンなので、この小型吸入器の粒子は大きめ・・・です。
繰り返し使ってみた感想
繰り返し使ってみての感想ですが、まず小型で便利、掃除も楽です。使い終わったらタンクの水を捨てて、ボディを軽く拭くだけ。
乾電池を除くと71グラムと超軽いので・・・バッグに入れておいてもいいですし、外出先で使うことを考えると、僕はこれはありだなと思いました。
とにかく小型で便利・・・という印象です。
喉の保湿効果、潤いを与えられるか・・・というところですが、さすがに大きな吸入器に比べるとその効果はガクンと落ちます。
同じような効果を期待される方はいらっしゃらないかも・・知れませんが、そういう意味でもし同じような潤いを期待されるとガッカリされてしまうかも知れません・・。
粒子が大きいので、喉の奥までまんべんなく潤っているという感覚にはなりませんが、喉が乾燥している感覚であったり、不快感のようなものは適度に改善してくれるように思います。
持ち運びできて、外出先で使うことを考えたら、十分合格レベルだと僕は思ってます。
それから、僕の場合ですけど・・・ミストは勢いよく出てきますし、粒子も大きめなので、口の周りがかなり濡れてしまいました。
後で説明書を確認すると、唇に触れる位まで近づけて、自然な呼吸で噴霧を吸いこむ・・・と書かれてあって、あ、なるほど・・・と思いました。
ちょっと遠ざけすぎたのかも知れません・・。
使ってみて、例えば、乾燥した時期など、または旅先ですとか、そんなところに持って行くのに1つ持っていても損はしないのかなと思いました。
ご家庭で使う分には他の大きな吸入器の代わりにはならないと思います。あくまでも持ち運びできて外出先で使うことが前提ですが、そういう意味ではとても便利な製品かと思います。
ちなみにカラーは今回レビューしたものは白ですが、他にも何種類か色があります。
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